Apr 3, 2025



たよりないもののために 人は命をかける 

ボロ切れで歌をみがく 何度も道にまよう 

遠い昔に わかっていること 

知らないふりして階段を下る

忘れられた ものたちのダンスは続いている 

信じることで この夜に 

ようやく朝が訪れるのなら 

信じる力は どこに落ちている 


皆が飲んでしゃっくりしていた 

母さまの腹の水に 握りしめていた

へその緒の彼方に


よりないもののために - Saho Terao