広島からやってきた旅の絵描きさんに会いに行った
爽風の吹き込む展示スペースで
彼と彼の絵はひっそりたたずんでいて
私は心地よく息をして絵を眺めた
画集とはまた違った風合いで
画集とは別の絵に目がいく
仙台の街並みを思う"street"の木漏れ日
全体を締めるように"orange house"が明るむ
画集の中と気配をかえて "kitchen"がくれる安心感
何度も絵を眺めて たくさんお話をした
nakabanさんが描く 丸みのある色彩
アーチや窓、カップやカーブ
"つぶれないかたち"
木々の枝ぶり 人の営みの気配
移ろう水や雲の流れ
簡易額装の縁取り
絵本
そのどれもこれもに ずっと惹かれ続けていること
再会を願って、おだやかな曲線(お店の名も。nakabanさんの絵とまとうものも)
の余韻にぷかぷかと漂いながら帰宅
薦めてもらった水彩筆を 思い切って注文した
私もまた描きます
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