車のドアを開けたとたんに
冬のにおいのする空気
それを大きく吸い込む
すごくおいしくて
ゆっくり 何度も深呼吸する
この場所なら
こんなに楽に
ふかく
小川のせせらぎとカラ類たちの声
とてもしずかで
静かで
私もそのしずけさに 同期していくようなのが
なんて ここちいい
今夜雪を散らせて風呂の窓の外を
吹きすさぶ強風の音さえどこか遠くて
しずけさに含まれる不思議さはなんだろう
身体はそうとらえている
幼い頃も感じていただろうか
理屈じゃない
此処に取りまくものたちのことを